キリスト教徒の迫害逮捕、そして殺害。天命と信じたパウロの闇から光が

今日のみことば

2コリント4‣7-15「私たちは、このような宝を土の器に納めています。この並外れて偉大な力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかになるために。私たちは四方から苦しめられても行き詰まらず、途方に暮れても失望せず、虐げられても見捨てられず、打倒されても滅ぼされない。…主イエスを復活させた神が、イエスと共に私たちをも復活させ、あなた方と一緒に御前に立たせてくださると私たちは知っています。すべてこれらのことは、あなた方のためであり、多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に栄光を帰すようになるためです。」

感想

 パウロはかつての自分の深い闇の歴史を忘れていない。「主イエスを復活させた神が、イエスと共に私たちをも復活させ」(14節)たというとき、闇から光に引き出された落馬事件(使徒言行録26・12-18)が念頭にあったと言われる。
 私たちにも大なり小なり人に知られたくない闇の過去を持っている。そんな闇の体験は自分一人の貴重な体験というだけでなく、「多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に栄光を帰すようになるためです」(15節)という力強い言葉は、いつも前を向くための「福音」。
どっしりと根を下ろしたトックリヤシ

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