「割り切れるものしか処理できない頭」の信仰に救う力はない
12月27日(金)聖ヨハネ使徒福音記者 今日のみ言葉 1ヨハネ1.1-4 「初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で触れたものを伝えます。・・・」 感想 当時、キリスト信者たちを惑わしたものがグノーシスという異端。つまり、人間イエスを否定した。いわゆる歴史上のイエスを認めない。十字架にかかったイエスを認めない異端。霊肉二元論。ヨハネは、そんな異端を意識しながら、この書き出しを記したという。 私たちには、「人間イエス」でないとやはり困る。親しさも沸かない。何故、人間イエスを否定したのか理解に苦しむが、グノーシスが知識と言う意味だと知れば分かるような気もする。頭で、考えても分かることではないからだ。つまり、彼らは頭の信仰だった。理屈を言いたくなったら気をつけよう。 幼子のようにならないなら・・・