私にはよく分かりませんが、神様のお望み通りにして下さい。

待降節第3月曜日

今日のみ言葉

マタイ21.23-27
「・・・何の権威でこのようなことをしているのか。誰がその権威を与えたのか。・・・」

感想

権威の「威」には見れば分かることだが、「女」があり、「戈」(諸刃の剣)がある。ハムレットのセリフではないが、「弱き者、汝の名は・・・」とあるように、襟首をつかまれ、剣を突きつけられたら、女性でなくても思わず両手を挙げてしまうだろう。しかし、日本語の権威には、ある分野での知識や技術において右に出る人がいない人に対しても使う。最近の例で言えば、ノーベル賞の野口さんみたいな人だ。誰もが、「あ、すごいなー」と頷いてしまう権威。

しかし、「威」の元々の意味は「おどす」であり、「権威」というとパワハラを連想してしまう。しかし、大切なことは、権威に従うときの態度。私たちにとっての最高の権威者は神様であり主ご自身。ひな形となるのがマリア様の「なれかし」。昨日の聖劇でのマリア様のセリフは「私にはよく分かりません。神様のお望み通りにして下さい」だった。よく分からないことにこだわるのでなく、あっさりと「お任せします」と言える柔軟さが求められている。

そういえば、「権」はものの重さを量る「おもり」のことで、自由に取り替えるところから、「臨機応変」という意味があると字統(白川静著 平凡社)にはある。そこで、ピンときた。かねてから言っているように、信者の特徴は「変わり身が早いこと。いつまでもうじうじしない」。

待降節が後半にさしかかったが、残された日々、「なれかし」連発の毎日であるように。
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イエスの怒りは義憤、私たちの怒りは裁き、裁きは罪