待降節を通してのテーマは、事あるごとにマリアさまの「なれかし」

待降節第一月曜日

今日のみ言葉

イザヤ4.2-6
「・・・主は昼のためには雲を、夜のためには煙と燃えて輝く日を造って、シオンの山の全域とそこで行われるそこで行われる集会を覆われる。・・・昼の暑さを防ぐ陰、嵐と雨を避ける隠れ場として、仮庵(かりいお)が建てられる。」

感想

指宿教会はじめ特に幼稚園をめぐる諸問題、ため息をつきたくなることには事欠かない。そんな中にあって、今日のイザヤの預言は慰めに満ちている。イザヤの活動期が、イスラエル分裂後だっただけに、いわゆる動乱期のさ中にある人々にはどれだけ慰めになったことか。もちろん、中には、「夢みたいなこと」と一笑にふす人たちもいたに違いない。「シオンの残りの者、エルサレムの残された者」という表現がそれを物語っている。

ともあれ、私たちの現実はいろいろ問題はあるとしても、当時とは比較にならない。それでも、イザヤのメッセージはそんな状況の私たちにも響いてくる。そして、待降節を迎えた信者にとって、どんな心の姿勢で過ごせばいいか示してくれている。ため息をつきたくなったら、マリア様のあの「なれかし」を口ずさむこと。マリア様は預言者ではなかったので、将来がどうなるか読めていたわけではない。だからこそ、「なれかし」には大きな意味がある。今日もマリア様と一緒に、「なれかし」を合言葉に希望の証人でありたい。
冬になっても咲くカイコウズ




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