言っておくがエリヤは既に来ている。しかし、人々は彼を認めようとしない

十字架の聖ヨハネ司祭教会博士

今日のみ言葉

マタイ17.10-13
「弟子たちは、イエスに、『なぜ、律法学者は、まずエリヤが来るはずだと言っているのでしょうか』と尋ねた。・・・「確かにエリヤが来て、すべてを元どおりにする。言っておくがエリヤは既に来たのだ。人々は彼を認めず、好きなようにあしらったのである。・・・弟子たちは、イエスが洗礼者ヨハネのことを言われたのだと悟った。」

感想

「ヨルダン川で洗礼を授けているヨハネがエリヤ?そんな馬鹿な!」指導者たちは、そのの頑迷さ故に、もはや、真実を見抜く力を持ち合わせてはいなかった。

「2000年前の話」と、人ごとのように聞いてはいけない。現代のエリヤは家族の誰かかもしれないのだ。いや、いつも顔を合わすお隣ご近所のあの人々、職場の同僚や上司かもしれないのだ。しかも、なかなか気持ちが通じない人かもしれないのだ。そんな風に周りを眺めるとき、「パワハラだ!」と叫びたくなる人だってエリヤかもしれないのだ。実際、ヨハネは、洗礼の列に並んでいるファリサイ派やサドカイ派の人々に向かって暴言とも思われる言葉を吐いたではないか。「まむしの子らよ!・・・」

どんな人に会おうと、「エリヤだ!」と思う一日にしたい。勇気のいることではあるが。
エリヤの情熱?


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