全ての人に対して全てのものになりました。ナントカして救うため。

フランシスコ・ザビエル様命日

今日のみ言葉

1コリント9.16-19/22-23
「私が福音を告げ知らせても、それは私の誇りにはなりません。そうせずにはいられないことだからです。・・・福音のためなら私はどんなことでもします。・・・」

感想

今朝のパウロの手紙と朗読で読まれた、イグナチオに宛てたザビエル様の手紙が重なった。インドのある村を訪問したザビエル様はお祈りも何も知らないでうち捨てられたような子どもたちを見て、次々と洗礼を授け、要理を授けた。

使徒聖トマは南インドに渡って宣教したことになっている。それから、1500年もの間、宣教は中断したのかもしれない。ポルトガル人も一人もいないと述べられている。そんな様子を見て、ザビエル様は、母国で研究にいそしんでいる司祭たちに「正気をなくした人のように声を張り上げて乗り込んでいこうかという衝動にたびたび駆られます」と気持ちを吐露している。「勉強ばかりしていないでこの地域にやって来て福音を述べるのが急務だ」と言いたかったらしい。

そういえば、教会の幼稚園で働く先生たちはほとんどが信者ではない。しかし、子どもたちと一緒に、主の祈りやアベマリアを綺禮に唱えている。しかし、洗礼を受ける人はほとんどいない。どうしてかと思う。せめて、待降節の間、教会の幼稚園で働く先生たちも幼子を自らの救い主として受け入れて洗礼に導かれるよう熱心に祈る期間とするように呼びかけたい。
朝のお集まりでお祈りを先導するAさんの代表

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