最後の晩餐での長い説教の結びで明かされた苦しい胸の内

今日のみことば

ヨハネ⒗・29‐33「今ははっきりとお話になり、少しもたとえを用いられません。あなたが何でもご存じで、だれもお尋ねする必要のないことが、今、分かりました。…」…「今、ようやく信じるようになったのか。だが、あなたがたが散らされて自分の家に帰ってしまい、わたしをひとりきりにする時が来る。…勇気を出しなさい。私はすでに世に勝っている。」

感想

 弟子たちの理解が深まったことに安堵しながらも遅すぎることを嘆かれる主。自分を一人にしてクモの子を散らすように姿を消してしまうであろう頼りない弟子たちの現実を見過ごすこともなさらない。
 何よりも印象的なのは「私はすでに世に勝っている」という最後の言葉だ。この言葉の真意は十字架上で確かめられることに。「父よ私の霊をみ手に委ねます」(ルカ23・46)。一貫して変わらない主の一途さこそ信者が見習うべき姿。
海抜ゼロm地帯に教会はある

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