失った最愛の息子との夢のような再会を果たしたイスラエル

今日のみことば

創世記46・1-7,28-30「イスラエルは一家を挙げて旅立った。そして、ベエル・シェバに着くと、父イサクの神にいけにえを捧げた。・・・ヨセフは車を用意させると、父イスラエルに会いにゴシェンへやって来た。ヨセフは父を見るやいなや、父の首に抱きつきその首にすがったまましばらく泣き続けた。イスラエルはヨセフに言った。『わたしはもう死んでもよい。おまえがまだ生きていて、おまえの顔を見ることができたのだから。』」

感想

 感涙にむせぶ親子とその兄弟たち。時空を超えて蘇るリアルな感動場面だ。しかし、この歓喜も長くは続かないことを私たちは知っている。もっとも、ヨセフ亡き後の話だから何十年かは好待遇のもと異国での生活をエンジョイできた。しかし、いずれ、その後400年にも及ぶ奴隷生活の始まりだったとは誰が予想しただろうか。
 平和な日本にいる私たちにとって、これほどの過酷な出来事は想像しにくいが、程度の大小はあるとしても、意に反することや想定外のことに直面することはよくある。そうしたことの中にも神様の思いが秘められていると感じられたらいいと思う。

身を潜めて警戒するカルガモの母鳥
   
 


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