忙しい時に限って主は声をかけてペトロにマタイを呼び出された

今日のみことば

マタイ9・9‐13「その時イエスは、通りがかりにマタイという人が収税所に座っているのを見かけて、『私に従いなさい』と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。…『医者を必要とするのは丈夫な人ではなく病人である。』『私が求めるのは哀れみであっていけにえではない』とはどういう意味か行って学びなさい。私が来たのは、正しい人を招くためではなく罪人を招くためである。」

感想

 ペトロやアンデレの場合もそうだったが(マタイ4・18)、マタイ自身の場合も仕事中に声をかけて弟子となるよう促された。マタイの場合は「収税所に座っていた」とあるだけなので、もしかしたら、暇そうにしていたのかもしれない。しかし、前者の場合は「網を打っている」とあるので明らかに仕事中。
 空気が読めない人だった?とも思うが、いずれの場合も、はじかれたようにその場を離れ「ヒョイ」とついていったところを見ると、イエス様から出ている抗いがたいオーラに圧倒されたのかもしれない。
 さらに言えば、信仰するということと忙しいということは両立するというメッセージなのかもしれないとも思う。どんなに多忙でも「心が滅びる」ことなく弟子としての心で生活してほしい。教会創設者の思いには違いない。
知林ヶ島で響く幸せの鐘

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