あなたも私も婚宴の席を満たすために送られる王の家来たち
今日のみ言葉
マタイ22・1-14
天の国は、ある王が王子のために婚宴を催したのに似ている。王は家来たちを送り、婚宴に招いておいた人々を呼ばせたが、来ようとしなかった。そこでまた、次のように言って、別の家来たちを使いに出した。・・・しかし、人々はそれを無視して・・・。王は怒り、・・・家来たちに言った。「・・・見かけた者は誰でも婚宴に連れてきなさい。」・・・そこで家来たちは、通りに出て行き、見かけた人は善人も悪人も皆集めてきたので、婚宴は客で一杯になった。・・・婚宴の礼服を着ていない者が一人いた。・・・王は側近の者たちに言った。「・・・外の闇に放り出せ。・・・。」招かれる人は多いが選ばれる人すくない。
感想
相変わらず分かりにくい話だ。あらかじめ招かれた人々はユダヤ人のことで、焼き払った下りは70年のローマ軍によるエルサレム滅亡、通りで集められた人々は異邦人のことということになっているが、これは解釈。
最後の1行を心に留めたい。「招かれる人は多いが選ばれる人は少ない。」理屈抜きで分かるけれども、たとえ話の流れからすると、なんとなく、だまし討ちに遭った感じもする。教会の姿を見たら、確かにそうだとは思う。櫛の歯が抜けたように、教会離れは止まらない。残っている私たちは選ばれた者で、家来の役割を負わされているとは思う。だから、自分がふさわしいかどうかと言っている場合ではない。まずは、宴会を断っている同胞たちに呼びかけ祈る家来にならないといけない。
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