洗礼者ヨハネの斬首、イエスの十字架での死の延長上に信者の許しがある

今日のみ言葉

マルコ6・17-29

感想

 今日は洗礼者ヨハネの殉教の記念日。ヘロデ王は自分の兄弟フィリポの妻ヘロディアと結婚しており、そのことを洗礼者ヨハネにとがめられ、腹いせに逮捕、投獄していた。
 今日はその洗礼者ヨハネが王によって斬首された日。理由は王の全くの気まぐれによるもの。ある日の宴会で、踊りで花を添えた義理の娘に褒美を上げたいと思った。母親にそそのかされた娘の願いは「ヨハネの首」。
 権力者の気まぐれによる斬首。まさに犬死に。先駆者ヨハネとも言われるだけあって、十字架上での不条理な死の先駆けとなった。
 ささやかな誤解や無理解に不機嫌になる狭量さを恥じるが、ヨハネの無念さは十字架上での主の無念さに通じ、その線上にキリスト者の赦しがあることを心に留めたい。
藤の根元から出現したキノコ。子供たちも大興奮

 

人気の記事

指宿教会管理者の郡山です。よろしくお願いします!

毎日のミサをFacebookライブ配信。Ken's Pageで追いかけ配信しています

信仰の質を高めるコツ----大文字の私と小文字の私を使い分ける