「会ってみたい。」ヘロデの思いは本気ではなかった。だから、主に出会えなかった。

今日のみ言葉

ルカ9・7-9

感想

イエスさまを巡って当時の社会が騒然としていたさまがうかがえる話だ。王の耳にまで届いた噂の主人公が何者なのか確かめたいと思ったが、それほど熱く望んだわけでもなさそう。「ま、どうせろくな者ではないだろうが、会えるなら会ってもいいのだが・・・」という程度ではなかったのか。

ところで、主の祈りの前の招きの言葉は、ボクの場合、「神の国を待ち望みながら主の祈りを・・・」ということにしている。教会、幼稚園とままならないことが色々あり、世の中は自然災害に犯罪、心安まることはない。そんな現実に囲まれていると、自然上記の招きの言葉が出るようになった。人間の力の限界を感じるので、「あなたの力でお願いします」という思いがあるからだ。

今朝のみ言葉を読んで、毎朝の招きの言葉が、ヘロデのように漠然としたものになっていないか、ふと振り返ることになった。漠然と望んだヘロデの思いは実現しなかったらしいことを重たく受け止めた。
二度目となった鏡池と開聞岳

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