あなたがたは、何が正しいかを、どうして自分で判断しないのか。

今日のみ言葉

ローマ7・18-25a
「…私は自分の望む善をは行わず、望まない悪を行っている。…」
ルカ12・54-59
「…あなたがたは、何が正しいかを、どうして自分で判断しないのか。…さもないと、その人は、あなたを…牢に投げ込む。…最後の一レプトンを返すまで、決してそこから出ることはできない。」

感想

パウロの葛藤は私たちの葛藤。違うのは、パウロが、そんな自分を正直に認めて、最終的には、「わたしちの主イエスキリストを通して神に感謝いたします」(25節)と肯定的に結んでいるところ。

そして、そんな私たちに、主は更に厳しい。「あなたがたは、何が正しいかを、どうして自分で判断しないのか。」ミサに参加して満足している私たちに、”それだけだったら、結局は牢に入れられて不自由になるようなものだ”と言われる。あまりにも飛躍しているようで戸惑うが、分かるような気もする。

神様にまっすぐつながるのは基本だが、十字架には横木があってあたかも周りの人間関係を指し示しているようだ。しばしば、この周りの身近な人々との関係に躓いている教会の現実は多い。主の叱責を謙虚に受け止めたい。あなたがたは、何が正しいかを、どうして自分で判断しないのか。」
チョウセン朝顔(本名はルコウソウ)




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