命ある自然界の諸々と共存共栄を図る日にしたいが外は雨

今日のみ言葉

ローマ8・18‐25
「…被造物は、神の子たちの現れるのを切に待ち望んでいます。…」

感想

環境学の出発点となる聖書の箇所。パウロが、人間以外の被造物が、あたかも意志を持っているかのような描写をすることに驚くが、それ以上に、パウロのやさしさを知るような一節だ。世界をめぐるうちに、自然界の営みに感じることも多かったに違いない。そして、創世記の創造の業を思い、壮大な救いの歴史に思いをはせ、瞑想した結果が今日の箇所かと思われる。

種子島にいたころ、前任のイタリア人司祭と一緒に食事をしたときのことだ。「この魚も復活するんですよね。」今朝のみ言葉が彼の中にあったことは言うまでもない。今に至るまで、食べ物をそんな風な思いで見たことはない。ただ、食べ物を粗末にしない。残さない。ティシュペーパーをはじめ、気ままな消費を慎む。道端の一輪の花から目を引く華やかな色彩の花に至るまで自然界を愛でる心を持つ。特に今日は、そんな一日にしたい。
愛されなくても日本を席捲

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