ア~コラジン!ア~ベトサイダ!・・・。主の嘆きは今日もやまないのだが

今日のみ言葉

バルク4・5-12,27-29
ルカ10・17-24

感想

昨日の主は慨嘆しきり。「ア~コラジン!ア~ベトサイダ!・・・」しかし、今日の主は、昨日と打って変わって大ご満悦。饒舌?と思えるほどになめらかな口調。それというのも、派遣した77人が帰ってきて、獅子奮迅の働きの成果を喜々として披露したからだ。報告を聞いた主は「そうかそうか、ワシも見ていたぞ。アンタたちのひと言で、サタンが天から落ちるのを。よくやった!」みたいなことを言われて労をねぎらった。そして、身を震わせながら歓喜し、思わず手を合わせて天の父に賛美の声を上げた。「天地の主である父よ、あなたを褒め称えます。・・・」

昨日の落ち込んだ主と、今日のこのハイテンションの主との落差は、主の人間性の一面を見たようで親しみがわく。
それはそうと、「子とは誰のことか、父とは誰のことか」はっきり分かっているのは弟子たちだけ。つまり信者だけ。それは、特別に目をかけてもらった「彼らだけに」示されたこと。その独自性に、弟子たちも、信者も気づいて欲しい。そんな主の思いを感じたい。信者に対する主の期待の大きさをも。
地中の秘密を知っているのはソリハシギだけ


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