今日もあなたの1ムナ(あなたらしさ)が光る日となるように

今日のみ言葉

ルカ19・11-27

感想

ムナのたとえ。1ムナは約6000円。当時の政治情勢を反映しているらしいが、あまりピンとこない。マタイにも似たような話があって、預かったお金を地中に保管して活用しなかった僕が叱られる点は共通している。ただマタイの場合は、お金がタレントになっていて、日本語にもなっているので分かりやすい。いずれの場合も、期待に応えなかったという点では同じ。

この視点に立つと、信者も期待されている点では、お金を預かった僕と立場は同じ。しかし、僕たちのように清算を求められたことがないので、期待されていると言われても、やはり、他人事の感は免れない。清算を赦しの秘跡とすることもできると思うが、それとて、自分の場合も一年一回か二回では心もとない。

しかし、信者にとって、「清算はいつなされるか」が問題ではなく、毎日の生きる姿勢こそが問題。自分が預かったものを「自分らしさ」と考えるならそれをいかに発揮できるかが問われている。それを明確にするのも容易ではないが、もっと、柔らかく言えば、「自分なりに、自分の味を出しながら信者らしく生きる」ことが大事ということになる。今日もあなたの1ムナが光る日となるように。
七五三で捧げた花


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