こだわりから解放され、想像力を働かせ、自由闊達な信者への道
降誕節木曜日 1月9日
今日のみ言葉
ルカ4・14-22a
「その時イエスは、”霊”の力に満ちてガリラヤに帰られた。その評判が周りの地方一帯に広まった。イエスは諸会堂で教え、皆から尊敬を受けられた。…『…主が私を遣わされたのは、捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由にし、主の恵みを告げるためである。』・・・。」
感想
イザヤが言う「捕らわれている人」は、牢にいる人のことを言っているのだと思うが、実は、私たちのこと。私たちをとらえているのは、こだわり、思い込み、偏見などなど。それらからの解放。「目の見えない人」も私たちのこと。空気が読めない、周りの迷惑が分からない。忖度は悪い意味に使われているが、「推測する」ことなので、想像力の問題。想像力がないと思いやることもできないので、捕らわれた状態が続くので深刻。人をイライラさせるのは悪。
「圧迫されている人」も私たち。見通しを立てることができなくて四苦八苦することもある。自分を窮屈にしているのは、他人ではなく自分自身。自分にこだわっていたら違いを受け入れることはできない。