ルドビコ様は12歳耳をそがれて縛られて歩く千キロ雪の道小さい足跡血がにじむ

日本26聖人殉教者 祝日

今日のみ言葉

マタイ28・16-20
「・・・あなた方は行ってすべての民を私の弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなた方に銘じておいたことをすべて守るように教えなさい。私は世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」

感想

先生のいなくなった弟子たちはどんなにか寂しく、頼りなく感じたことかと思う。そんな弟子たちに召集がかけられ、思い出のガリラヤに集まった。中には、半信半疑、一体何が始まるんだろうといぶかしく思う者もいた。そんな弟子たちに課されたのは、世界宣教という大きなミッションだった。それでも、「いつもともにいる」という約束の言葉を胸に納めて出かけたに違いない。あの疑い深いトマがインドにわたって宣教したというのだから、心意気のほどが分かる。

そんな志を継いだのが、12歳の幼いルドビコを含む26人。指宿教会の保護の聖人たちだ。極寒の中、京都―長崎1000キロほどの道のりを歩き通すことができたのは何故か。「いつもともにいる」という主のみ言葉だったのではないのか。今日は、そんな彼らの過酷な旅と素朴な信仰を思いながら過ごしたい。
26の十字架が描かれているin指宿教会


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